甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?

「うーんいつからだろ。気づいたら? 幼稚園の時にはもう自覚してた」


 そんなの私と同じか、下手をすると私より前かもしれないじゃない!

 意味が分からない。

 全然そんな風に見えなかったんだけど……。


「で、でも! 暁斗『今は無理に誰とも付き合う気はない』って、去年言ってたじゃん⁉」

「だから『無理に』って、好きでもない子とは付き合う気はないって意味だけど。大好きな花梨以外とはそんな気はないってつもりで言った」

「ええ⁉ そ、そんなことわかるわけないよ!」


 「大好きな花梨」って言い方に嬉しくなりつつも私は言う。


「マジか。俺結構花梨に分かりやすくアピールしてたつもりだったんだけど」

「そ、そうなの……?」


 確かに暁斗は私には優しかったけれど、それは遠い昔からだったし。

 まさか私のことを好きになってくれていたなんて、思いもしなかったよ……。

 ――それに。


「それならどうして……。去年ニセモノの恋人同士になろうだなんて、言ったの?」


 私のことを好きになってくれたのなら、そんな回りくどいことをする必要はないように思える。