結菜は小学生にデビューした



6年もあるのに、

年の差が6個ある為

俺は、中学生デビューした










結「奏兄、見てー!」



結菜はランドセルを背負い、俺に見せてきた



つい最近まで、俺も背負っていたが

なぜか、懐かしく感じた


結菜はこれから6年

ランドセルを背負うんだと思うと

ランドセルを手放す日が待ち遠しかった













結菜は、比較的頭はよかったため、

俺が教えることも数少なかっただろう。


ただ、1つだけ





結菜が、苦手だったことがある













結「お兄ちゃん!切れないよ」



慣れない包丁を使う結菜



奏「これで、やればいいよ」


料理だけは、不器用だった



頑張って、小さい包丁で皮むきにトライするが

見てるこっちが怖かった為

ピーラーで向かせたりをよくしていた







それでも、2人で作ったカレーライスは

今でも、俺の中に残っている








母の日為に、結菜と2人で作ったカレーライス


多少、分量の間違えなどはあったけど

家族みんなで美味しい。って食べあった





俺と結菜は仲が良く


喧嘩をすることもなかった