ギャルゲーオタクの幼馴染にアタックする私の物語

「おはようございます、黒炎くん」



「....朱里、ど、どうした?」



「何がですか? ほら、学校行きましょう。遅刻すると先生に怒られてしまうので」



「お、おう....」



驚いてる。
サプライズ大成功!と小さくガッツポーズ。



私が考えた作戦、それは....アカリちゃんを真似すること。
今はアカリちゃんしか見えないなら、私がアカリちゃん自身になればいいってね!
そうすれば、触れられる感覚とかもあるし、自然と私を見てくれるはず。



普段は一つ結びだけど今日はアカリちゃんとおんなじポニーテールにしてみた。
それに委員長キャラのアカリちゃんと同じ堅苦しい敬語。



アカリちゃんを知るために、徹夜でゲームをして研究したってわけ。