ギャルゲーオタクの幼馴染にアタックする私の物語

「ふ、ふふふ....これで完璧!」



朝、鏡の前でニヤケる私。
しかし朝方までゲームしてせいか、隈が出来ている。



「朱里ー! 黒炎君が迎えにきたわよー」



お母さんが下から呼んでる。黒炎君が来てるみたいだし、行かないと。
いつもと違う私を見て、なんて言うかな? 今からドキドキだよ。



「はーい!」



「おはよ、朱里」



そこには、爽やかに挨拶をする黒炎君がいた。
朝はいつも黒炎君が家まで迎えに来てくれる。
これだけでも幸せな日常だけど、私はそれだけじゃ満足出来ない!



そして、挨拶を返す私。だけど、普段とは違う私で一言。