ギャルゲーオタクの幼馴染にアタックする私の物語

「待てない!」



そういって私は黒炎君を探しに行くことにした。



告白する場所はわかんない。けど、乙女の勘を信じる!



告白する場所といえば大抵決まってる。
非常階段の下、もしくは誰もいない教室。



よし!まずは非常階段の下だ。



「....いた....」



木の影に隠れながらこっそりと見る私....あきらかに挙動不審です。



「ねぇ、好きな人って誰なの?」



「だから....教えられないって何度も言ってるだろ」



二人は喧嘩してるみたい。
というか、女の子のほうが怖いんですけど....普通そこまで聞く?



「私の知ってる人? 名前教えてくれたら諦めるから」



「....はぁ~....。あのな、人には言えないことの一つや二つあるんだ。
それにこれを言ったら、君が他の人に言うってこともありうるだろ? だからそんな簡単に言えない」



黒炎くんは深いため息をついてそう言った。
それに黒炎君の言ってることは正論だった。



「は? なに、それ。私のこと疑うって言うの?ねぇ、早く教えて。
あぁ、もしかして好きな人って私だったりする? 
そうだよね、さっきフッタのは冗談だよね....。
だって、あなたの好きなアカリちゃんと同じポニーテールなんだよ?」