あとは旅行記だ。

オールドルナの旅行記などを古本で集めていた。それは夏の暑い日差しにはふさわしかった。

それから、しばらく日々がつづいた。あたしは仕事と副業で慌ただしく生活を送ってる。

タンポポのお酒という小説を読む。
カテリナ旅行記も。

で。
夏のお盆に。

ユエ·テルミとスグリ、あたしは草原のなかの街にむかう。

休暇である。

バス移動だ。

バスの車窓からの緑の草原に羊の群れがときおり見える。

ま、あたしユンファは記録係だね。