報われない恋のさき


その数年後、


母はこの世を去りました。


最期には間に合いませんでした。
新幹線に飛び乗って、そしてあの終点の駅まで。

相変わらず電車は1両でゆっくりで
泣き疲れて涙も出なくなっていました。