少し歩いた頃

幸「今日、どこいってきたの?」

幸祐さんに聞かれた

結「秘密です」

私がそう言うと

幸「そっかー。笑」

悔しそうに笑っていた









幸「結菜ちゃんさ、ちょっとずつだけど、笑ってくれるようになって

凄い嬉しかった。」

急に言い出した

幸「最初の頃なんて、笑いも

しなければ、怒りの塊だったから

どうやったら、仲良くなれるかなーとか

みんなで考えてたんだよね。」


そんなこと…してくれてたの??




幸「でも、次第に打ち解けていって

今でも、笑ってくれるようになったから

それだけでも、ちょっとは……

認めて貰えたかなーって。苦笑

そう思ってたんだ」

幸祐さん……


1番最初に話しかけてくれた人



「これ食べない?」


普通に優しく接してくれて

反抗的な態度をとっても

それは、反抗期だからって。

そう普通な態度をとって。

いま、1番……


奏兄を思い出させてくれるのは






幸祐さんかもしれない。