仕事が終わり、ヒリヒリジンジンする両足。

帰宅後、楓の足は悲鳴を上げた。

楓「うわぁ、水膨れやばいことになってる。」

この時、楓の両足は親指の付け根から踝にかけて広範囲に火傷をしていた。 

水膨れもパンパンにできており、いつ破れてもおかしくない状態だった。

楓「ママ…火傷して痛くて歩けない。」

マ「うわぁ! それやばいよ。 救急行こう。」

火傷から約12時間、救急で公立病院へ。

看「水膨れは潰せないから、包帯だけ巻きますね。」

当直医が到着。

当「外科なんで、なんもできないんで明日皮膚科行ってくださいね⁉︎ 痛み止めだけ出しときますから。」

楓「何⁇ この医者。ちょー偉そう。 外科医でも怪我の処置ぐらいできるやろ‼︎」

楓は痛みに耐えながら、担当医に不信感を抱いていた。