9月某日

楓はコロナワクチン1回目を打ちに病院へ

入口入って検温

看護師長「こんにちは〜お名前教えてください」

楓「大竹楓です」

看護師長「はい、ではこちらで受付してください」

受付で予診表と接種券を渡す

事「こちらをお読みになってお待ちください」

待合室は激混み

かろうじで角の1人席が空いて居た

楓「主治医が打つのかな? それにしても副作用怖い」

楓の鼓動は緊張と不安で速かった

病院着いて15分後に呼ばれた

看「大竹楓さーん」

3番の診察へ行く楓

看「大竹さんですか?」

楓「はい」

看「こちらへどうぞ」

診察室へ入る楓

医「こんにちは、早速打つんで右向いてください」

楓「何で主治医じゃないの! しかも問診しないで打つとかヤバすぎ!」

そんなこと思っていたら、いつのまにか打たれて終わって居た

看「さっきのところでお時間までお待ちください」

ムッとして診察室をでた楓

さっきと同じ壁際の1人席で経過観察

楓「主治医居ないのか…木曜だしな…最悪」

そんなこと思っていたら、左奥から白衣来た背の高い医者が事務の人と歩いて、楓の目の前を通る

楓「ゲッ!! 新出先生居るんじゃん‼︎ 何やってんの?」

気づかれないふりをして、スマホをいじる楓

新出先生が楓の方を振り向いた瞬間、気づかれた

新「あれ?」

楓は気づいてもらえて嬉しそうに顔を上げる

楓「打ちに来たよ‼︎ もう終わったけど笑笑」

新「そう。よかった笑笑」

先生も安心したのか楓を見て笑う

楓「偶然、主治医来てくれたからちょっと安心した」

それでも楓が心配なのか経過観察終わるまで、仕事しながら遠目で楓を何度かチラ見してくる

経過観察終わって、主治医の後ろを歩いて病院出る楓

夜になって37.3分の微熱を出す楓…