アレルギー検査から2週間半
仕事が終わってからりょうもうへトンボ帰り
駅から病院まで近く感じた
看「こんにちは。お熱測りますね？ 診察ですか？」
楓「アレルギー検査をしてもらったんで、結果聞きに来ました。」
看「…誰先生？」
楓「新出先生です。」
看「新出先生ですね。分かりました。中に入ってお待ちください」
診療ギリギリに来たからすぐ呼ばれた
新「大竹楓さん、1番へどうぞ」
楓「こんにちは！」
新「こんにちは。 大竹さん、牛乳アレルギーだね⁉︎」
楓「うそー‼︎」
先生に用紙見せられて3度見
新「他は問題ないから牛乳は控えて？」
楓「分かりました…」
新「牛乳控えて？って言ってもなかなか難しいんだけどね？ 薬どうする？」
楓「まだあるし、あれから落ち着いてるんで笑笑 来月また来るんでその時でいいかな？って思います。」
新「来月ね。分かりました。 こっちから通ってるの？」
楓「武蔵野や」
新「あれ？そうだっけ？」
カルテの表紙を見返す先生
新「実家がこっちにあるの？」
楓「こっちや笑笑」
新「武蔵野市中央区ってどの辺？」
楓「新都心だけど、ほぼ小宮」
新「北の方なんだね。 あの辺って昔何市だっけ？ 錆びれたところ。 藁火だっけ？」
楓「夜野」
新「そうそう笑笑 わざわざこっち来るの大変でしょ？ 薬もっていかなくていいの？ 茎で乗り換えてくるんでしょ？」
楓「全然大変じゃないんで…笑笑」
新「こっち来たら実家寄って行くの？」
楓「寄らないです」
新「寄らないの⁉︎ 誰にも会わないで帰るの？」
まさかの爆弾発言。
楓「明日日勤なんでまた武蔵野に帰ります」
新「日勤なの？ 大変だな笑笑」
先生苦笑い。
楓「先生、話変わるんですけど1月に健診受けて心電図測ったんですけど、不整脈出ちゃってどうなのか？って思うんですけど？」
新「不整脈⁉︎ 今日持って来てたりする？ 精密検査って言われた？」
楓「言われてないです」
新「？書いてないけど？」
楓「次のページかな？」
ページを捲る
楓「これです！」
新「あー上室期外収縮ね」
楓「そっちじゃなくて、左です！」
新「洞不整脈か…よくありますよ？」
楓「一緒なんですか？ 心臓だから怖いし、心臓発作起きたらどうすん？」
新「心臓発作なんか起きない。なんなら一応検査しとく？ せっかく来たんだし？」
楓「構いませんけど？」
新「もしもし。 今って検査科誰残ってる？」
応答なし
新「聞いてないや…笑笑 男性じゃ嫌だよね？ 女性の方がいいもんね？ 女性の人居なかったら次来た時にするね？ 居たら今日やるから」
楓「はい」
看護師さんが来た
看「呼びました？」
新「検査科って女性の人残ってる？」
看「篠原さん居たと思います。 ちょっと待ってください」
看護師さんが戻って来た
看「篠原さん居ます。」
新「だって。心電図やろう。」
看「準備するので待合室でお待ちください。」
新「じゃあ外で待ってて。」
楓「ありがとうございました♪」
新「またあとでね！」
診察室を出る
すぐに検査科の女の人が来た
篠「大竹さん、お待たせしました。 ご案内しますね。」
かかりつけで心電図検査するの初めての楓。緊張とドキドキ。 そして検査室はどこにあるんだろう？
受付とは反対側の建物に案内された。 そこには皮膚科と眼科の診察室が右側にあった。 そして左側の二重扉の部屋に案内された。
篠「靴脱いでベッドに横になってもらいますが、時計などは外してカバンにしまってくださいね。 洋服は首まで捲ってください。」
楓「分かりました。」
低すぎるベッドに横になる。
いくら遅番とは言っても明けで眠い。 検査中寝てしまった笑笑
心電図の波形がプリントされた用紙が出てくる音が聞こえる。
途中で吸盤が外れてエラー音がなった。
吸盤を付け直してしばらくしたら終わった。
篠「はい。お疲れさまでした。 洋服整えて説明がありますので内科の待合室でお待ちください。」
楓「ありがとうございました。」
篠「お大事になさってください。」
時間は17時半。 待合室には誰もいない。
新「大竹楓さん、1番へどうぞ。」
呼ばれるの早かった。
新「なんも心配要らないね！ 若いからじゃない？」
初めて心電図の波形見た。
楓「ならよかったけど…」
新「だけど、脈速いね！ 94。 あがり症とか？
心電図ってなって緊張とかしたんじゃない？」
緊張しやすいんだよね？ 先生なんでもお見通し。
新「とにかくお疲れさまでした♪ そうそう牛乳アレルギーなんだけど、生クリームとか平気なの？」
楓「多分ダメだと思います。」
新「バニラアイスは？」
楓「食べたらお腹下しました。」
新「そしたら抹茶アイス食べてください！ あっ、どっちみち牛乳入ってるからダメか⁉︎」
アナフィラキー起きるで笑笑
楓「先生、ココアとかダメ？」
新「ココアって牛乳入ってるの？」
楓「入ってるけど、お湯で割って飲んでます。 でも、飲むと湿疹とお腹下す…」
新「難しいなー。 もしかしたら、温めると大丈夫かもしれないな…」
楓「なるほど。ありがとうございました♪」
鞄を取って診察室を出ようとしたら先生が振り返った。
新「来月来るなら、今日はお大事に言わないからね？ アレルギー物質は入れない事。 わかった？」
楓「はーい。」
相変わらず心配性の先生。
まさかのアナフィラキーの原因が飲み物とはね。
翌日日勤のため、武蔵野へトンボ帰り。
本当なら実家行って子猫たちに会いたいけどね。
仕事が終わってからりょうもうへトンボ帰り
駅から病院まで近く感じた
看「こんにちは。お熱測りますね？ 診察ですか？」
楓「アレルギー検査をしてもらったんで、結果聞きに来ました。」
看「…誰先生？」
楓「新出先生です。」
看「新出先生ですね。分かりました。中に入ってお待ちください」
診療ギリギリに来たからすぐ呼ばれた
新「大竹楓さん、1番へどうぞ」
楓「こんにちは！」
新「こんにちは。 大竹さん、牛乳アレルギーだね⁉︎」
楓「うそー‼︎」
先生に用紙見せられて3度見
新「他は問題ないから牛乳は控えて？」
楓「分かりました…」
新「牛乳控えて？って言ってもなかなか難しいんだけどね？ 薬どうする？」
楓「まだあるし、あれから落ち着いてるんで笑笑 来月また来るんでその時でいいかな？って思います。」
新「来月ね。分かりました。 こっちから通ってるの？」
楓「武蔵野や」
新「あれ？そうだっけ？」
カルテの表紙を見返す先生
新「実家がこっちにあるの？」
楓「こっちや笑笑」
新「武蔵野市中央区ってどの辺？」
楓「新都心だけど、ほぼ小宮」
新「北の方なんだね。 あの辺って昔何市だっけ？ 錆びれたところ。 藁火だっけ？」
楓「夜野」
新「そうそう笑笑 わざわざこっち来るの大変でしょ？ 薬もっていかなくていいの？ 茎で乗り換えてくるんでしょ？」
楓「全然大変じゃないんで…笑笑」
新「こっち来たら実家寄って行くの？」
楓「寄らないです」
新「寄らないの⁉︎ 誰にも会わないで帰るの？」
まさかの爆弾発言。
楓「明日日勤なんでまた武蔵野に帰ります」
新「日勤なの？ 大変だな笑笑」
先生苦笑い。
楓「先生、話変わるんですけど1月に健診受けて心電図測ったんですけど、不整脈出ちゃってどうなのか？って思うんですけど？」
新「不整脈⁉︎ 今日持って来てたりする？ 精密検査って言われた？」
楓「言われてないです」
新「？書いてないけど？」
楓「次のページかな？」
ページを捲る
楓「これです！」
新「あー上室期外収縮ね」
楓「そっちじゃなくて、左です！」
新「洞不整脈か…よくありますよ？」
楓「一緒なんですか？ 心臓だから怖いし、心臓発作起きたらどうすん？」
新「心臓発作なんか起きない。なんなら一応検査しとく？ せっかく来たんだし？」
楓「構いませんけど？」
新「もしもし。 今って検査科誰残ってる？」
応答なし
新「聞いてないや…笑笑 男性じゃ嫌だよね？ 女性の方がいいもんね？ 女性の人居なかったら次来た時にするね？ 居たら今日やるから」
楓「はい」
看護師さんが来た
看「呼びました？」
新「検査科って女性の人残ってる？」
看「篠原さん居たと思います。 ちょっと待ってください」
看護師さんが戻って来た
看「篠原さん居ます。」
新「だって。心電図やろう。」
看「準備するので待合室でお待ちください。」
新「じゃあ外で待ってて。」
楓「ありがとうございました♪」
新「またあとでね！」
診察室を出る
すぐに検査科の女の人が来た
篠「大竹さん、お待たせしました。 ご案内しますね。」
かかりつけで心電図検査するの初めての楓。緊張とドキドキ。 そして検査室はどこにあるんだろう？
受付とは反対側の建物に案内された。 そこには皮膚科と眼科の診察室が右側にあった。 そして左側の二重扉の部屋に案内された。
篠「靴脱いでベッドに横になってもらいますが、時計などは外してカバンにしまってくださいね。 洋服は首まで捲ってください。」
楓「分かりました。」
低すぎるベッドに横になる。
いくら遅番とは言っても明けで眠い。 検査中寝てしまった笑笑
心電図の波形がプリントされた用紙が出てくる音が聞こえる。
途中で吸盤が外れてエラー音がなった。
吸盤を付け直してしばらくしたら終わった。
篠「はい。お疲れさまでした。 洋服整えて説明がありますので内科の待合室でお待ちください。」
楓「ありがとうございました。」
篠「お大事になさってください。」
時間は17時半。 待合室には誰もいない。
新「大竹楓さん、1番へどうぞ。」
呼ばれるの早かった。
新「なんも心配要らないね！ 若いからじゃない？」
初めて心電図の波形見た。
楓「ならよかったけど…」
新「だけど、脈速いね！ 94。 あがり症とか？
心電図ってなって緊張とかしたんじゃない？」
緊張しやすいんだよね？ 先生なんでもお見通し。
新「とにかくお疲れさまでした♪ そうそう牛乳アレルギーなんだけど、生クリームとか平気なの？」
楓「多分ダメだと思います。」
新「バニラアイスは？」
楓「食べたらお腹下しました。」
新「そしたら抹茶アイス食べてください！ あっ、どっちみち牛乳入ってるからダメか⁉︎」
アナフィラキー起きるで笑笑
楓「先生、ココアとかダメ？」
新「ココアって牛乳入ってるの？」
楓「入ってるけど、お湯で割って飲んでます。 でも、飲むと湿疹とお腹下す…」
新「難しいなー。 もしかしたら、温めると大丈夫かもしれないな…」
楓「なるほど。ありがとうございました♪」
鞄を取って診察室を出ようとしたら先生が振り返った。
新「来月来るなら、今日はお大事に言わないからね？ アレルギー物質は入れない事。 わかった？」
楓「はーい。」
相変わらず心配性の先生。
まさかのアナフィラキーの原因が飲み物とはね。
翌日日勤のため、武蔵野へトンボ帰り。
本当なら実家行って子猫たちに会いたいけどね。
