新年最初の通院

早番明けで眠気と格闘しながらりょうもうへトンボ帰り

楓「緊急事態宣言出てるからまた言われるのかな? 武蔵野との往来自粛しないとダメでしょ?って…想像しただけで怖いな」

そんなこと考えてたら病院に着いてしまった

看「こんにちは! お熱だけ測らせてくださいね? 今日はどうされましたか?」

楓「薬もらいにきました」

看「受付して中でお待ちください」

やっぱり冬だから診察待ちの人が何人か居る

待つこと15分

新「大竹楓さん、1番へどうぞー」

楓「お久しぶりです笑笑」

新「こんにちは! 10月以来だね? 3ヶ月だもんね。 お客さん少ないでしょ?」

楓「イベントやってるんで多いんですよ。 ホント怖いです。」

新「電車は感染しにくいから大丈夫ですよ?」

楓「そうなんだ…。」

聴診器で胸の音を聞き始める

新「足とか浮腫んでないよね?」

そう言って両足のふくらはぎを触診する

1年半もお世話になってるけど、足触診されたの初めて。

楓「今日お昼まで仕事して帰ってきたんですよー」

新「明けで来たの?」

楓「うん。 朝起きてからお昼ぐらいまで息苦しくてしんどかった…」

新「ヒューヒュー言ってなかったんだけどな…この時期は寒暖差だから冷気とか吸うと喘息出やすくなるからね? これが暖かくなってくると今度は花粉症で喘息酷くなるからね…笑笑」

アレルギーバレバレ笑笑

楓「最近、目痒い」

新「花粉症だね? 目薬とか出せなくは無いけど?」

楓「先週なんか鼻炎酷くて市販の点鼻薬使ったけど、効かなくて耳鼻科行こうとしました笑笑」

新「耳鼻科行かなくてもアレルギーの薬出せるよ?」

楓「出せんの⁉︎」

新「出せるよ。 どうする? 1ヶ月試してみる? 乗り気じゃなかったら辞めるけど?」

楓「鼻炎ヤバいからお願いします。」

新「寝る前にする?」

楓「寝る前は忘れる」

新「1日2回にする? 1回がいい?」

楓「1回がいいな」

新「わかった。 寝る前ってなってるけど、いつでも飲んで構わないからね。 点鼻薬は2本出しとくね。 あといつもの薬ね! 先生アレルギー無いから分かんないけど、キツいね…」

楓「高校生の時から言われてるんで、諦めてます」

新「女性アレルギーならあるけどね? 結婚してからだけど笑笑」

相変わらず面白いこと言うなー笑笑

新「喘息持って尚更コロナに気をつけないとね? 罹ったら大変だから! 基本マスクしていれば大丈夫なんだけどね?って脅してばかり居るんじゃねーよって笑笑」

心配性発動…笑笑

楓「精算でお客さんのSuica手渡ししたりするだけで怖い。」

新「あー。 その場合はアルコールすれば大丈夫だよ?」

楓「手が荒れちゃう笑笑」

新「デリケートだからね‼︎笑笑 頑張ってね! お大事に。」

先生すごいなー。 アレルギーの薬まで出してくれるなんて。

頭いいんだろうなー⁇

普通なら専門外は診ないからね。