嘘でも好きって言ってくる人がいるのは少し安心するそれに誰かが側にいていてくれるの私にとってはあたりまえじゃなから


私にとってこの時間だけが唯一人に甘えられる



「もうちょっとこのまま」


さっきより力が入ってしまった


すると一瞬体離れ次は一ノ瀬の大きい体にすっぽりと入った


一ノ瀬はぱっとみ175cmくらいあって私は155cmしかない


「学校でもそうゆう風に甘た方が可愛いのに」



その言葉に胸がキューとなる


でもこれは好きとかじゃない赤ちゃんがお母さんに抱っこされて安心する感覚



「一ノ瀬は私の側から離れないでね」


何故かそんな事を口走ってしまうこれは期間限定の恋人同士なのに


「やっぱ今の無し」


「離れないよ」


嘘つき。