白球と最後の夏~クローバーの約束~

 
その脳天を突き抜ける甘酸っぱい衝撃を、どう言葉で表現したらいいのか・・・・。

全然言葉が見つからないけど、あえて例えるならこんな感じ・・・・。



ずっと前から、たった1つだけ欲しくてたまらないものがあった。

それを、たまたま懸賞で見つけて応募して。でも、応募したことも忘れていて。

そして、当たっていたことにも気づかなくて・・・・。


それが突然、何の前触れもなく宅急便屋さん・・・・岡田君によってわたしの手元に届けられた。

その箱を開けたわたしは、中を見て嬉しくて泣きじゃくった。

だってその箱には、もう手に入らないと諦めかけていたもの、見ているだけでいいと思っていたものが入っていたんだから。

大好きな稜ちゃんからの大きな大きな気持ち、それがたくさん詰まっていたんだんだから。


それは、稜ちゃんからの13年分の“好き”・・・・。

そして、これからはその“好き”を2人で大きくしていこうっていう、稜ちゃんからの招待状。

【稜貸し出し券】

それがたぶん、招待状。



こんな感じ・・・・かな?