それでもいいから好きって言わせて。


今夜の月は、あまりにも綺麗だった。



私の想いも、この満月みたいにきれいになればいいのに、、。



なんてね。



それにしても、最後なんで、敬語だったんだろーなぁ。



”月が綺麗ですね”



私は、お母さんに聞いてみることにする。



「おかあーさん、月が綺麗ですねって、なんだと思う?」



お母さんが驚いた顔をしたあと優しそうに微笑んだ。


母「フフフ、それはね〜○○○○○、、、、」



その瞬間私は、家を飛び出した。