狼の愛したお姫様




───その日から、俺の“生き甲斐”は出来た。



「なんか面白そうな子拾ってきたよ〜。僕の同類!」

「よろしくっす!」


遥が俺の次に拾ってきたのは、金髪のチャラそうな一個下の男。




「…よろしく。」



遥と、湊都と、俺と、朔夜。


次の代を担うのはその四人で。






「よろしくね、みんな。僕について来てくれる?」

「…言われなくても、ついて行きますよ。」

「あぁ、ついてく。…遥が女連れてこない限りは。」

「俺は尊敬する先輩方について行くっす!」






こうして俺は“血の繋がり”を失って

“生き甲斐”と“仲間”を手に入れた。












冬真side end