狼の愛したお姫様



「……」


無言のままいつの間にか結構時間は過ぎてた。

俺は小説の世界に入ってたから周りの音とか物が気にならなかった…とはいえ、向かい側のソファに座ってた女を見逃した。さすがにヤバい。




「なんか、いい匂いする…」


そういえば腹減ったな…もう昼過ぎだし。

腹もなってる…なんか冷蔵庫の中にあるかな。






「…あ。」


何してんだ、あんな所で。

…なんか作ってる?