狼の愛したお姫様



「はいこれ借しイチな」


……やられた。

これなら鉄パイプでそのままぶん殴られてた方がマシだったかも。



そりゃそうだよね、僕の後ろってことはつまりこの男には全部見えてたってことだし。




「はぁ……好きにしてください。」



強引で、少し熱くて、悪知恵は働くけどバカ。




それが6代目の第一印象だった。