狼の愛したお姫様



「…君ももう、いいや。」


遊んでは捨てて、捨てては遊ぶ。


最初に遊びだと伝えても本気にする女の子もいたし、僕を縛りつけようと裏の人間を使う女の子もいた。


でもその頃の僕が欲しかったものは“他人のモノ”。



他人のモノの方が輝いて見える。

他人のモノの方が、奪うのが楽しい。




「…つまんな。」



でも、いつの間にかそれすらつまらなくなっていた。