「なんかリンチされてた。」 「…で、なんで連れてきてんの?」 「いや僕も湊都じゃないし、相手男だし?放置しようと思ったんだけどさ〜…」 そう言いかけて、遥はちらっと白髪の男の人を見た。 「すみません、オレが助けてくんなきゃ死にそうって言ったんですよ…」 弱々しい声でそう言った白髪の男の人は、へらっと笑った。 「死なれても目覚めが悪いし、湊都は風邪ひいてるしどうしようかな〜って考えてるとこ。」 見たところ傷はそこまで深そうでもないし、見えるところにしかなさそうだし…