『駿へ お久しぶりです、父です。 長らく音信不通になっていました、ご心配おかけしてすみません。 もうすぐ帰れそうなので家のこと、よろしくお願いします。』 そう印刷された紙が一枚。 そして 父さんと見知らぬ高校生くらいの男達が肩を組んで楽しそうにしている写真が1枚。 その男達は 髪の毛の色が色とりどりで ガラの悪そうで、 だけどどこかあたたかい目をしていた。 「その言葉を信じて待ってるからな、父さん」 誰もいない部屋にその声が響いた。