「なんとなく、だけどこのネックレスは大切なものな気がして、
これだけはどうしても手放せなくて。
どうしても守りたくて。
だからとしに頼んで預かってもらってたの。
でも、龍姫をやめたのだからもう守ってはいられない。約束破ってごめんな、居場所を与えられなくてごめん…
そう今朝突き返されちゃった。
それを偶然クラスの子に見られて…」
そう言って身に付けていたネックレスを大切そうに撫でた。
「彩音ちゃん、ごめんね」
そう呟いた神崎さんは彩音を見て乾いた声で続けた。
「私、彩音ちゃんを守れなかった…」
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