泡沫夢幻



翼に続いて
「彩音ちゃん、俺たちを信じてね」

「としに泣かされたら俺が守ってやるからな!」

と同じく幹部の
赤髪の藤崎 春馬-フジサキ ハルマ- と
黒髪の楠木 仁志-クスノキ ヒトシ- が笑いかける。

それに応えるように彩音は首を小さく縦に振ると

「ちょ、仁志!!俺が浮気するわけねぇだろ!!」
とすかさずとしが殴りかかろうとする。

「浮気だけが彩音を悲しませる原因じゃねぇだろ!」
仁志も負けずに言い返す。



「僕たちは行こっか」
翼の一言で、
やんのか?と今にも殴り合いが始まりそうな勢いで睨み合っている仁志ととしをその場に残して倉庫の大広場を後にした。