泡沫夢幻



茜先生は仲良いのねとウインクして
椅子に座り直す。

「じゃ、じゃあ、2人はどういう…?」
1番疑問に思っていたことを聞くと

「あ、茜さんと同じ声楽団に入ってて」
「そーそ。ひよりのお姉ちゃん的な?」
という答えが返ってきた。


「そうなんだ…」
聞いたはいいもののこれ以上続ける話題がなく、また沈黙になる。



「あのっ、」
「おねーちゃん!」
水瀬が口を開いたと同時に保健室の扉が開く。

「え?佐野さん?!」
入ってきたのはカバンを持って肩で息をしている佐野美玲。