泡沫夢幻



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「動き始めてるわ。
美玲、あなただけが頼りなの。
任せたわよ」


「うん、わかってる。
姉さんも1人で背負い込んで無理しないで」







「おはよう、佐野さん。朝早いのね」
「あら、野崎さん。おはようございます」


「佐野さんはいつもこの時間なの?」
「ええ。家から学校まで少し遠いものでね」


「保健室の、茜先生とお知り合いなの?
2人で親しそうに歩いてるのを見たから」
「この前、と言ってもGW前なのだけど。
怪我したからその心配されたのよ」
「そう…」


***