𝒄𝒉𝒐𝒄𝒐𝒍𝒂𝒕𝒆.II

「…」






和弥が何にも喋らないので、こっそり彼の方を向くと…。






「顔、あっか」






トマトのように顔が赤くなっていた。





さてはその反応…好きな人いるのかな。






「うるせえ」





和弥は顔を片手で覆った。






「誰誰?私の知ってる人?」






私は若干ニヤつきながら尋ねる。