「何、また桜龍に用があるの」 私は裕太から距離をとった。 「違う。謝りたくて」 裕太の言葉に、私は目を見開いた。 あの、プライドが高い裕太が謝りに来るなんて。 「本当に、申し訳ないことをした。こんなに傷をつけて、…ごめんな」 裕太は私のほっぺたを見て言った。 まだ多少は痛いかもしれないけど、跡はすぐなくなった。 だから、裕太ももしかしたら多少は手加減してくれたかもしれない。