「僕はお嬢さんのことを誰よりも深く愛しています!」

「娘婿くん、“誰よりも”などと言わんでくれよ、だって
 わしらはね、娘にミルクを飲ませ、オムツを替えて
 育ててきたんだよ、目に入れても痛くないほど・・・」

「すみません、配慮が足りませんでした」

「いやいいんだよ、それくらい想ってくれて嬉しいさ」

「お義父さん!」

「ん?なんだい?」

「僕、お嬢さんのことを心から愛しています!」

「うんうん、そうかい、ありがとうな・・・」