大切なあなたへ~ありがとう~

昴side

昴「よし、栞ちゃん」

栞「なぁにー?」

昴「俺の担当患者の夏美ちゃんが、倒れちゃったからついててあげたいのいい?」

栞「えー、やだぁー先生とまだお話したい」

昴「ちょっとそれは、無理かなー」

栞「夏美ちゃんなんて、ほっといて私の主治医になってよぉー」

昴「夏美は、ほっとけないごめん」

栞「もぉーいいもん先生のお願いだから聞いてあげるんだからね」

昴「わりぃ、ありがとう」

栞「いえいえ」

はぁーしんど
夏美のところ行こ

昴「夏美〜」

夏美「スースー」

寝てるか
って寝顔も可愛い天使みたい////ヤバっ

こんな、地味な格好だけど、俺には夏美が輝いて見える

あっ!俺もこんなこと考えるようになったか...もう、変態の域だぞ

佳音「昴先生」

昴「ん、あぁどうしたの?」

佳音「ちょっといい?」

昴「ん、この座りな」

佳音「ありがと」

昴「で、どうしたの?」

佳音「あのさ、夏美のことなんだけど」

昴「うん、」

佳音「先生知ってる?」

昴「夏美のこと?」

佳音「うん」

昴「知らないけど、夏美から話してくれるまで待つつもり」

佳音「これだけは、教えててあげる」

昴「なに?」

佳音「夏美の、本当の姿は、こんな地味じゃないから」

昴「え?」

佳音「ごめんね、変な話して」

昴「いや、もっと詳しく聞きたいけどやめとく」

佳音「まぁ、昴先生のことだから地味な姿でもクスクス」

昴「なぁ!///」

佳音「顔に好きですって書いてある、ただ、本当に少しだけ真実を知って欲しかった」

昴「俺そんなに顔に出やすいかな?」

佳音「そうだと思うよ」

昴「はぁー」

佳音「ねぇ、私の過去聞いてくれない?」

栞ちゃんいるけど大丈夫かな…

栞友「栞ー」

栞の友達です

栞「キャー、今日も来てくれたの?ありがとぉー」

栞友「当たり前じゃん」

栞「今日、快晴だから中庭行かない?」

栞友「行こ行こ」

昴「そんな心配要らなかったな」

佳音「はぁ、うるさいのが消えたことだし話そっかな」