翌日

昴「はっ!寝てた」

夏美「おはよ!」

昴「ごめん、起きた時近くて、びっくりしたでしょ」

夏美「もう、昴慣れたから大丈夫」

昴「それは、良かった、で、酸素マスク取っていいのか?」

夏美「んー?大丈夫なんじゃね?」

昴「そんな感じ?」

夏美「うん、そんな感じ」

昴「じゃあ、ごめんだけど熱だけ計って」

夏美「うん」

昴「何時から起きてたの?」

夏美「んー、2時ぐらい?」

昴「起こしてくれればよかったのに」

夏美「申し訳ないじゃん」

ピピピピッ ピピピピッ

昴「貸して」

夏美「ん」

昴「37度5分か、また上がってくるかもしれないから安静にすることいい?」

夏美「じゃあ、今日1日昴のこと教えて?」

昴「いいよ」

気がつかなかったけど、なんか、昴の周りには、他の人と違ってただよってる空気がちがうな
これは、族上がりの喧嘩出来るやつだな
後でしらべよ

昴「ぉ…おい…おい!ってば」

夏美「え?、何」

昴「何ってずっと呼んでんだろ?」

夏美「ボーッとしてた」

昴「体調悪いか?、眠たいか?」

夏美「どっちでもない」

昴「じぁ、朝の回診まで寝てること、あと酸素マスクも一応つけてて」

夏美「昴話聞かしてくれるんじゃないの?」

昴「回診で、酸素マスクが取れて、周りが起きるまでお預け」

夏美「えー」

昴「みんな起こしちゃうと行けないから。
ほら、布団はいって」

夏美「はぁー」

昴「ため息ついたら幸せ逃げるよ」

夏美「もぉいいんだよ」

昴「ほら寝た寝た(本当は、何がいいのか聞きたかったけどやっぱり体が最優先だな)」

トントン トントン

夏美「トントンしなくていい」

昴「大人しくされときな」

夏美「はぁー」

トントン トントン

夏美「スースー スースー」

昴「なんだかんだ言って好きなんじゃん」