翔「じゃあ、2人とも自己紹介から始めてね。」

夏美「え、翔は?」

翔「佳音の点滴」

夏美「なるほど」

昴「近ずいていい?」

夏美「いいよ」

昴「ありがと」


佳音「いったい」

翔「ごめんな」

佳音「ごめん」

翔「謝るなよ」

夏美「よく頑張ったな」

佳音「グズッうん」


昴「俺は、御影 昴」

夏美「私、神崎 夏美」

昴「まだ警戒心強いね」

夏美「当たり前」

昴「ごめん」

夏美「謝んないで、全部私のせいだから」

昴「そんなことない、全部自分の中に溜め込むのは良くないよ」

夏美「そう言ってくれるとありがたい」


翔「夏美は、採血もしたいんだけどいいか?」

夏美「倒れるかも」

翔「貧血酷そうか?」

夏美「多分?」

翔「ちょっと目、見るね」

夏美「ん」

翔「相当酷いな、けど、やっておかないとデータが少ないから」

夏美「わかった」

翔「昴やってみるか?」

夏美「やだ」

翔「そうかまだ無理か、茜さんお願いします」

茜「はい」


翔「俺の方見てろ」

茜「針刺すのは1回だけだから」

夏美「ほんと?」

翔「ほんと」

茜「じゃあ、刺すから翔先生の方見ててね」

夏美「ん」

翔「俺、カッコイイだろ?」

夏美「アホか?」

翔「アホじゃねーよ」

夏美「いった」

茜「ごめんね」

夏美「いいよ、大丈夫」

翔「ほんと、夏美は、強くなったよな」

夏美「翔のお父さんがあの時、親と離してくれてなかったら、あのまま殺されてたかも」

翔「そんなこと言うなよ」

夏美「だってそうでしょ」

翔「まぁーそうだけど」

茜「終わりました」

翔「ありがと」

茜「夏美ちゃん気分悪くない?」

夏美「大丈夫」

翔「気分悪くなったら、ナースコールな。まぁー昴いるから大丈夫だと思うけど」

夏美「この人の受け持ち私だけなの?」

翔「そーだ、まだ近い距離は、無理かもしれないけど、少しずつでいいから俺以外の人でも慣れていこーな」

夏美「わかったよ」

そーわ言ったもののまだ手足が震えてる私

翔「佳音も喘息出そうになったらナースコールすること、あと、ゆっくり休むこと」

佳音「はーい」

茜「また見に来るね」

栞「翔先生また来てね」

夏美「はーい」

翔無視して行きあがった