佳音「なんなのほんとに」

仁「佳音、夏美は?」

佳音「なんか、いつものところに連れていけって、言ってた」

勇気「いつものところかわかった」

佳音「それだけでわかるんだ、すごいね」

仁「もぉ、何年も一緒にいるからな」

風馬「俺のバイクに乗っていけ」

仁「俺たちは、三宅組が攻め込んで来た時のためにここに残る」

風馬「わかった」

佳音「ごめんね、私の家族の問題なのに」

爽「謝らなくていい子供は、生まれる場所を選べない」

佳音「そーだね、ありがと爽くん」

爽「くんは付けなくていい」

仁「俺も」

勇気「じゃあ俺も」

風馬「俺は、そのままで」

佳音「みんな、ありがと」

風馬「じゃぁ行くか、下降りるぞ」

佳音「わかった」


カツカツ カツカツ

ミナト「あっ、風馬」

風馬「なんだ?ミナト」

ミナト「夏美が先に行ってるって」

風馬「あぁ、わかったありがと」

ミナト「あと、風馬のバイクあそこ」

風馬「おっ、サンキュー」

ミナト「おーよ」

佳音「ここの族、上下関係少ないんだね」

風馬「そうか?、けど、戦う時は、ちゃんと敬語を使わしてる」

佳音「そっかー、なんか桃蝶っぽい」

風馬「んー、そんなもんじゃね?行くぞ、乗れるか?」

佳音「ごめん、乗り方わかんない」

風馬「(。´-д-)お嬢様は、ずっと車移動ですか、よいしょっ」

佳音「ありがと(´・_・`)」

風馬「どういたしまして、行くぞ!」

佳音「うん、どこに行くかわかんないんだけど…」

風馬「なんか言った?」

佳音「何も言ってない」

風馬「そうか」

ブロロロ ブロロロ