お兄ちゃんは私のせいで死んだも同然この家でこれからも頑張ってくしかないのかな?

ガチャッ

夏美「って誰もいないよね」

ママ「遅かったじゃない さっさとこっち来なさい」

最悪だ。なんで今日に限って家にいんだよ

パパ「どこに言ってたんだ」

夏美「どこでもいいでしょ」

ママ「その口の利き方はなに?」

夏美「別にいいじゃん」

ママ「パシーン」

夏美「いったー」

ママ「あんたが悪いのよ あんたなんか死ねばよかったのに」

ほらまただ、私が海にぃの代わりに死ねたらどれだけ楽だったか

パパ「こっち来い」

パパはカッターの刃を見せながら気持ち悪い笑顔を見せている。

行かないと何するかわかんないから行くしかない

パパ「いい子だ 背中だせ」

夏美「(もうどうにでもなれ)」

カッターで、背中を切りつけられた、殴られ蹴られ、今日はほんと散々な日だった。

あげく、終わったと思うと部屋に掘り投げられた

夏美「なんなんだよあいつら」

あれでも親だもんな。もう呆れるわ

明日学校行きたくねーな

夏美「もー、やめだやめだ 寝よ」

私の生きがいは仲間と海にぃの病院だけだった