海「んじゃ夏美行くか」

夏美「うん」

ガチャッ

海「ごめんな、いっつもコンビニ弁当で」

夏美「いいよ食べれるだけマシだから」

海「こんなこと言ってる小学四年生初めてだわ」

そう、これは、7年前の出来事

海「けどなー俺は料理なんて出来ないしなー」

夏美「だから私できるって」

海「小学四年生の10歳の少女にそんな危ないことさせられっかよ しかもあいつらくそ親のせいでキッチンも使わして貰えないだろーしなー」

夏美「それ言える」

海「ほら!着いたぞ 今日の分だ買ってこい」

って言っていっつも私に1000円握らしてくれて、その1000円のお釣りはいっつもくれる。

そしてコンビニで買い物をしている間いっつも出入口で待っていてくれるんだ

夏美「えー、前のお釣りあるから大丈夫だよ」

海「いいのー俺は小遣い貰ってるけどお前は貰ってないだろ そのお金は、とっておいて遊びに行くのに使え!」

夏美「分かった ありがとう! 行ってくる。なんかいるもんある?」

海「俺はなんにもいらない」

夏美「そっか分かった」




ウィーン

夏美「おまたせ」

海「おう!」

夏美「お兄ちゃんありがと!」

海「急にどうしたんだ?」

夏美「何か言いたくなった」

海「変なやつw で、何買ったんだ?」

夏美「えーとねー、昆布のおにぎりと、辛子明太子のおにぎりと、サラダ」

海「夏美はいっつもそれだな」

夏美「だって好きなんだもん!」

この時私が、ちゃんと前を見て歩いていたらあんなことにはならなかったかもしれない