昴「帰るか」

夏美「服とか倉庫取りに行く?」

昴「いや、めんどくさいし、また倉庫泊まる時があるだろ?」

夏美「多分」

昴「その時のために、倉庫にある分は倉庫置いといたらいいと思ってるんだが。どうだ?」

夏美「けど、私お金ないよ?」

昴「金のことは気にすんな」

夏美「いいの!?」

昴「いいに決まってんだろ?」

夏美「あんがと」

昴「なんだそれ」


夏美「海にぃは、どうすんの?」

海「俺は、家にでも帰ろっかな」

夏美「あのさ...お父さん捕まったよ」

海「え、マジで?」

夏美「私の事拳銃で撃って殺そうとしたから」

海「...ごめんな、辛い思いばっかさせて、痛かっただろ?」

夏美「大丈夫だよ!ほら、実際今生きてるし」

昴「そういう意味じゃねぇーよ、自分の命は大切にしろ」

海「お母さんは?」

夏美「知らない、」

海「他の男ひっかけて出て言ってるかもな」

夏美「だね」

海「よし、これからはあの家に住も」

夏美「一人暮らし頑張ってねぇー」

海「嫌味か?」

夏美「かもね」

海「憎たらしくなったもんだ」

昴「そろそろ行こうか?」

夏美「わかったー」