大切なあなたへ~ありがとう~

海にぃ行っちゃった

どうしよっかなー、どうやったら思い出せるだろ...

?「夏美」

夏美「誰!?」

?「覚えてない?夏美はまだ、ちっちゃかったものねぇー」

?「そうだぞ、覚えてないのが当たり前だ」

夏美「で、誰?」

?「ごめんごめん、私はあなたの実の母親だよ」

?「俺は父親だ」

夏美「...えええええええ!」

母「そんなに驚かなくても」

夏美「いや、誰でも驚くよ!?」

父「いやー、にしても成長したな」

夏美「ありがとう」

母「ずっと見てたわよ、ごめんなさい辛い思いいっぱいさせて」

夏美「大丈夫、私には、たくさんの友達がいるから」

母「それもそうね」

父「お前は、まだこっちに来ちゃダメだ」

夏美「なんで?私も、お母さんたちと暮らしたい」

父「それは、無理だ夏美は戻って守ならなければならない存在の人達がいる」

夏美「...」

母「これからもずっと見てるから」

夏美「私、これからどうしたらいいのかな」

母「心配しなくても大丈夫、あなたにはもう大切な人がいるはずよ、そして友達も沢山いる。ほら、海君だって」

夏美「そうだね、私頑張る」

父「そうだ、その意気だ!」

夏美「ねぇねぇ、お父さん、お母さん最後にハグしよ?」

母「いいわね、あなたこっちに来て」

父「おう」

ギューッ

母「夏美の人生が終わるまでずっと見てるから」

父「自信を持って生きろよ」

夏美「お父さん、お母さん...産んでくれてありがとう!!。゚(゚^o^゚)゚。」

母「(*´﹀`*)ニコッ 頑張ってね」

父「さぁ、行け!」

夏美「ありがとう」