大切なあなたへ~ありがとう~

翌日

翔「ちょっと4人部屋に移ってほしいんだが?」

夏美「いいよ、ちょっとまって、」

翔「変装か?」

夏美「うん、出来た」

翔「カラコン入れてるんだな」

夏美「やっぱ、わかっちやゃう?」

翔「よく見たらな」

夏美「そっか」

翔「あっ!!」

夏美「何?どうしたの?」

翔「茜さんが、夏美の素顔見たって聞いた?」

夏美「え!?そうなの!!」

翔「やっぱ、ダメだったのか?」

夏美「いや、茜さんならいいかな」


コンッ コンッ

昴「翔先輩、準備出来ました」

翔「夏美、移動するか」

夏美「ん」

翔「車椅子でいいか?」

夏美「うん、」

翔「本当は、動いたら傷口開くから動いたらダメなんだけどな」

夏美「じゃ、ベッドごと行けばいいじゃん」

翔「まぁ、まぁ」

夏美「めんどくさいからって誤魔化したでしょ!!」

翔「昴、あと頼む」

昴「了解ですラジャ!( ̄- ̄)ゞ」

夏美「あっ、逃げた」


昴「さぁ、行こうか」

夏美「地味に、傷口痛い」

昴「回診もまだだったな」

夏美「そうだよ」

昴「部屋着いたら診察からだな」

夏美「え、」

昴「何?恥ずかしいのか?」

夏美「なわけ」