大切なあなたへ~ありがとう~




ウィーン

仁「翔先生!!夏美は?」

翔「傷口は塞がったが、いつ目覚めるかわからねぇ」

爽「それって」

翔「まぁ、大丈夫だ、あいつは気まぐれで起きてくるやつだ」

勇気「祈ります」

翔「あぁ、そうしろ」


茜「夏美ちゃんの、部屋、前と同じでいいですか?」

翔「いや、個室にしてくれ」

茜「え、大丈夫なんですか!?」

翔「話は俺がつけておく」

茜「わかりました」


昴「翔先輩の目から見てどれぐらいで目覚めそうですか?」

翔「んー、これだけはわかんてねぇーな」

昴「俺、夏美の、専属医師でもあり、彼氏なんで、精一杯看病します」

翔「いい心がけだと思うが、体調には、気をつけろよ」

昴「わかりました、ありがとうございます」

翔「おう!(昴のせいじゃないのに、なんかげっそりしてるな)」