「平山さん・・力及ばず・・
申し訳ございませんでした・・。」
「・・・・・・先生も・・
新生児科の皆さんも・・
誰も悪くありません・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「・・・アハッ!
全部私が悪かっただけですからっ。」
あんなに“無感情”の笑顔を見たのは初めてです・・。
あの時の平山さんの心情に“笑”なんてものは無かったはずなのに・・。
きっと・・切迫早産になった事も、その結果赤ちゃんを守れなかった事も全て、
“自分のせいだ”
と責任を抱え込んでしまって、
壊れた心が作らせた、
形だけの笑顔だったのかもしれません。
“また何かあったらいつでも来てください”
そう告げましたが、
それから半年・・不妊外来も含めて、
この病院で平山夫婦を見かけることはありませんでした。
気にはなっていたものの・・
まさか・・こんな形で平山さんのお姿をまた見ることになるなんて・・・!!
誰がこんな酷い事を・・・
誰が平山さんを殺したんですか!?
・・すみません・・取り乱して・・。
はい・・はい・・。
・・ありがとうございます・・。



