・・・・・・はい・・そうです。
手術はなんとか無事に成功して、赤ちゃんも、平山さんも一命を取り留めました。
出生体重は452グラム・・手のひらに乗せられるほどの小ささでした。
産まれた赤ちゃんは産科を離れ、
新生児科へと移ります。
あとは赤ちゃんの生命力に賭けるしかない・・。
新生児科のスタッフも、
懸命に生命維持に努めてくれました。
「アハッ・・・私の指・・
握ってくれた・・!」
「クミコ・・よく頑張ったなぁ・・!」
「・・スッ・・スッ・・・早く・・
名前・・決めてあげないとね・・。」
責任逃れをするつもりはありません。
翌日から毎日のように新生児科を訪れて、
産まれてきた我が子の様子を見守る平山夫婦の姿を見ていても、
“本当にこれで良かったのか”
自問自答に苛まれていました。
“産まれた後だから産科はもう関係ない。
あとは新生児科の責任だ”
そんな事も微塵も思いませんでした。



