意外……。頭いいんだ。 こんなに軽めなのに、頭の中はずっしりだなんて。 ちょっと感心してあげたのに、 「お隣の向井由梨ちゃんは、A女で、いい子で、バージンっと。よし、覚えた」 「……は? 何、その覚え方……」 「だって、さっきおもいっきり叫んでたじゃん」 「もっ、もうっ、やだっ、最悪っ」 「あはは」 なんかあたし、完全におもちゃになってない? 「もうっ! ホントに失礼しますからっ!」 今度こそ退散だ。 これ以上一緒にいたら、どんどんこの人のペースに飲み込まれちゃう。