「ご、ごめんなさい。引っ越してきて次の日には挨拶に行ったんだけど、いなかったから」 「そーなんだ」 「えっと、」 一応居ずまいを正したあたしは……っていっても借りたTシャツ一丁っていう情けない格好だけど。 「向井由梨と申します。宜しくお願いします!」 正座の腰を曲げて頭を下げた。 「ぶぶっ」 なんか、ウケてるし。