赤い太陽が、めいっぱいの光で包んでくれている。 なんて……あったかい空なんだろう。 「……幸せだよね。不幸だなんて、言えないよね」 指輪をくれた拓己くんに、感謝しなくちゃ。 あれがなかったら、あたしたち、お互いに気づくこともなかったかもしれない。 もしかしたら……再会さえ出来てなかったかもしれない。 引き合わせてくれたのは、拓己くんなんだって……そう、思ってもいいかな。