士気をあげるのに、必殺技の話をした。 身振り手振りで、そりゃあ必死に。 雷を怖がるわけにはいかなかった。 黒目がちな丸い目が、じーっとこっちを見てるから。 ホントに、じーーっと。 変に緊張していたのを覚えている。 たぶん、それが初恋だったんだろう。 その時のことを、これだけはっきりと覚えてるっつーことは。