不審に思いながらも、そろそろとアパートの裏手に回ってみると、 ユキヤくんの部屋のドアが開いていて。 外に漏れる中の明かりが、入口のコンクリートを四角く切り取っていた。 「な、なぜに全開……?」 とりあえず顔をだけを傾けて、そ~っとのぞくと、 「ん? 君も? いらっしゃい」 「いっ……ひゃあっ!」 同じようにこっちをのぞき込んでる男の人が目の前にいて、 あやうく腰を抜かしかけた。