---------☆ 「すみません……汚い部屋で……」 「全然。女の子らしくて可愛い部屋だね」 王子様が自分の部屋にいる。 さっきとは比べものにならないくらい、あたしはドキドキしていた。 「あ、アイスコーヒーでいいですか?」 「うん。ありがとう」 とりあえず床に座ってもらって、あたしはいそいそとコーヒーを準備した。