「あのっ!」 期待に高ぶった体が熱くなる。 思わず張り上げた声は、夜の静けさに響き渡った。 「そ、そのとき住んでたのって、○○町じゃなかったですか?」 「うん、そうそう。○○町」 ……やっぱり。きっとそうだ。 こんなことって、あるんだ。 「あたしっ……隣に住んでいた女の子なんです。その……いつも助けてもらってて……」 「え? ホントに? あの時の子?」 「は、はいっ……」