----------☆ そのままあたしは通りに出て、用もないのにコンビニに行って。 なんとなく買ってしまった缶入りの甘いお酒を、歩きながら飲んでみた。 部屋に戻りたくなくて。 でも、行くところなんてなくて。 わざわざ遠回りをして歩く、ぬるい風の中。 甘いお酒は、あたしの足取りをおぼつかなくさせた。 「……やばいかも……」 弱い街灯にひっそりと照らされたゴミ置き場のわき。 ちょっと休憩のつもりで座り込んだあたしは、 ときどきしか通らない車の明かりをぼんやりと眺めた。