「あ~あ。郁己くんの洗濯物なんて放っておけばよかった……」 「親切心でやったのにね」 「ホントだよ……」 良い事して災難に見舞われるって……悲しすぎる。 やっぱり、あたしに不幸は付き物なんだ。 「見つけなきゃ、指輪」 「でも、草ボーボーなんでしょ? 出てくるかなぁ」 「見つけないとダメなんだもん。でないと、ずっと不幸のままだもん……」 シュンとしたあたしを見て、亜矢子が真面目な顔つきになった。