おそるおそる顔を持ち上げると、開いたドアの陰から、白いバスタオルと郁己くんの手がのぞいていた。 「はいよ、バスタオル」 「……」 こ、このぉ……っ。 「びっくりさせないでよっ!」 「早く受け取らないと、見ちゃうよ?」 「……ダメっ!」 「パンツとかブラとかは? どーする?」 「いっ、いいからっ!」 ひったくるようにして受け取ったバスタオルを大急ぎで体に巻いたあたし。